Sapporo ABA Cafe
- Hope ABA
- 2025年11月26日
- 読了時間: 2分

9月、函館で「世界自閉症サミット」が開催され、世界の ABA(応用行動分析)を代表する専門家たちが集まりました。私も参加することができ、最新の ABA に直接触れる貴重な機会となりました。どの講演も学びが多く、とても有意義な時間でした。
なかでも心を揺さぶられたのは、最後に登壇されたロリ・アンバム氏(Lorri Unumb)の講演です。彼女は自閉症児の母であり、弁護士としてアメリカで ABA による療育を子どものために勝ち取ってきた方です。「自閉症の息子に ABA を勝ち取るアメリカ人母親の闘い」という演題で、ご自身の経験を力強く語られました。
ロリは、サウスカロライナ州に ABA 保険適用を義務化する法律(Ryan’s Law)を成立させた中心人物です。彼女自身の息子 Ryan のために州議会で強くロビー活動を行い、2007年にはABA療育を民間保険がカバーすることを義務付ける法律が成立しました。彼女の活動が引き金となり、2019年頃までに全50州がABA療育を保険でカバーする法律を整備されたのです。
「私は日本に火をつけるために来た!」
そう言いながら真っ赤なドレスで立つ彼女の姿は、会場全体を震わせるほどの熱量を持っていました。
しかし、印象的だったのは、この大きな学びの場に、関係者以外の一般参加者がほとんどいなかったという事実です。世界の最先端を知る絶好の機会であったにもかかわらず、日本ではまだ ABA が十分に広がっていない現実を目の当たりにしました。
だからこそ思います。
日本に ABA を根付かせ、2年後に再び開催されるであろう世界自閉症サミットでは、満席の会場でもう一度ロリ氏の話を聴けるようにしたい、と。
ABA を届けたい人
ABA を必要としている人
ABA に関わる専門家、支援者、家族
――みんなで協力しながら、日本の ABA を前に進める時期が来ています。
その第一歩として、札幌で ABA Café というイベントを始めます。
ABA を初めて知る人も、興味がある人も、家庭・学校・保育園など身近な場面で ABA を活かしたい人も、誰でも参加できる学びと交流の場をつくります。
初回テーマは「行動契約(Behavior Contract)」についてお話しします。
小さくても、一歩を踏み出しましょう。
ABA を日本に広げていくために。
そして、2年後、満席のサミットを実現するために。



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