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巨人の肩の上に立ち



4月からセラピーを始めて、まだ数回ですが、これまで学校で行ってきた支援とは少し違った緊張感があります。保護者が同じ空間で見守っていたり、セラピーが終わった直後に子どもが報酬を受け取れる環境にあることが、「失敗できない」というプレッシャーにもつながっているのだと思います。


それでも、実際のセラピーでは「思ったよりもうまくいっている」という感覚があります。模倣が苦手だと聞いていた子が、すぐに私の動きを真似てくれたり、大人の支援でも、訪れるたびに笑顔で迎えてもらえたりと、やりがいを強く感じています。


以前、私が指導を受けた先生がこう言っていたことを思い出します。


「ABAのセラピーの中で、たくさんの“奇跡”のような姿を見てきました。

そして、これからあなたたちが、その“奇跡”を当たり前のように見るようになるのです。毎日のように、奇跡を起こすようになるのです。」


でも、今起きていることは、奇跡ではないし、私の力でもありません。ただ、私は“巨人の肩に立っている”のだと思います。つまり、私が今声をかけたり、褒めたり、手をたたいたりしているのは、ABAという理論に基づいたものであり、それはたくさんの先人たちが積み上げてきた知見の上にあるということです。




その積み重ねの先に、子どもたちの笑顔がある。

ABAとは、そういう学問なのだと、改めて感じています。


ABA、学んでみませんか。

 
 
 

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